クラウドコンピューテリングの多義性

クラウドコンピューテリングの多義性
AWSやGAEと、ASP(=Saas)。前者が本題。後者は比較的昔からある議題。
・サーバー管理の大変さ
・ダウンタイムゼロという夢
・新サーバー投入するだけで(お金をかけるだけで)増強できるという幸せさ
・大きな規模にならないとなかなか意識できない感覚
・分割しなきゃならない規模のレコード数や(ログとかじゃなくて、ランダムに更新され参照されるテーブルでレコード数1億)、ちょっとでもスロークエリが刺さったら止まるレベルのDB(秒間1000クエリ)とかの経験がないと分からない
・商用製品で10倍のお金かければ解決することが多い
・小さいうちは年間1000万とかの差だけど、規模が大きくなったら年間10億とかの差になる。そのときはもう遅い。がっちりロックされてる

・何が悲しいって、それが理解できない人がいること、理解した気になっている人がいること。
・別に僕には説明責任がないから詳説する気はない、でもショック

・手書きのデザインとラフ画を書いただけで製品を作ってくれるアパレルの工場の存在
・実はアパレルのデザイナになる技術的な敷居のは低い
・自前で工場や製作ノウハウを貯める大変さ
・細かいノウハウは工場が提供してくれる
・分業

クラウドはエンジニアをインフラ管理から解放する
・サービス製作に集中させてくれる

mixiはサービス開始は1人
・2年くらい目新しい機能追加はなかったがその間エンジニアの数は100人ほどまで増えた、彼らだって遊んでるわけではない
・スケーラブルであるというのはそれだけ大変であるということ

・小さな路面店でメロンパン屋さんを始める
・一日500個焼けるオーブン。売り上げが伸びて1000個売るためには2台オーブンがいる。空いたスペースに設置
・さらに1500個売ろうと思っても新たにオーブンを置くスペースがない。
・店舗を広げないといけない
・近くに新しい2号店をつくる
・2号店に従業員をいれる
・従業員の管理のための人材も必要
・このノリで10号店くらいまでは何とかなる
・でも100号店は?100人の店長を一人で管理できるか?中間管理職がいる

・どんなビジネスでも線形にコストをかけられるわけではない
・すべて階段状に新たな質の問題が発生し、解決しなければならない

・日常生活は線形で理解できることが多い。
・時間という概念からして線形的
・時給は線形だし、生ビールも線形だ。
・モノゴトの99%が線形だと思ってはいないか

・僕の間隔だと、線形で理解すべきことは5割くらいで残りは階段状だ。指数関数なものだってある
・勉強の学習曲線が非線形なのは受験勉強だってプログラミングの勉強だって英語の勉強だってそうだった
・時間間隔も線形じゃない気がする。理由は分からないけど、10代の最初の5年は20代後半の10年よりも絶対長い。これからもっと速くなるのか?!